種研究 BY : nomura

こんにちは、野村種研究員です。
スイカを研究するに当たり、我々はスイカのタネに関していくつかの噂を耳にしました。
そのうち、「スイカのタネを食べてはいけない」に関しては、海外ではむしろ食用であることで既に覆されました。残る「スイカのタネの数は一定」という噂について、先日、8月14日(金)のワークショップにて検証が行われました。
そうです、スイカのタネを数えたのです。

スイカのタネを切らないようにカズキ先生がスイカを切ってくださいました。タネの分布は均等ではないようで、見るからにタネが多いカットとタネが少ないカットが存在します。さぁ、誰がどのカットを担当する?
「いただきまーす」
……じゃありません!間違ってタネを食べないように、慎重に慎重にスイカを崩していきます。
黒いタネ、白いタネ(未成熟のタネ)ともにタネとしてカウントします。とても小さなタネ、タネになり損ねたようなカケラみたいなものもタネとしてカウントします。これはタネなのか?それともスジなのか?触ってみたりして慎重に確かめます。
そうこうしていると、スイカが徐々に温くなっていきます。もったいない。もったいないので、タネを数え終わった部分から食べていきます。でも食べるのに夢中になると、タネのことをうっかり忘れてしまいそうになります。使命と欲望と。義理と人情……はちょっと違うか。まぁ、そういったものを悶々と抱えながら、我々はひたすらタネを数えるのでした。
トミモト皮研究員は明らかにタネが多いカットを担当しています。ミジンコも見逃さないような鋭い視線で、ものすごい数のタネをカウントしています。こんなにタネを数えられて、さぞかし光栄なことでしょう。嬉しさを通り越して泣きそうになっています。
あれあれ?その横で、田中音研究員が若干さみしそうです。どうやらタネの過疎化が激しいカットを手にしてしまったようですね。一見、数えるタネが少なくて楽なように感じられますが、やはり数えてナンボですから。
さてここで若干の疑惑が生じます。小さいタネを見逃さずにカウントしている研究員と、タネがなかなか見つからない研究員……。ひょっとして視力の問題?いやいや、人を疑うなんていけないことです。みんな必死で数えています。「あ、タネがこんなところに落ちてた」って、コラー!……ひょっとして集中力の問題?

完全に数え(食べ)疲れている研究員たち

叱咤する種研究員(企画の成功に一抹の不安を抱え)
さぁ、食べ終わりました。間違えた、数え終わりました!
結果は……

788!おおーっ!パチパチ。
……で、多いのか少ないのか分かりませんが。とにかく、今回実験に使用した約12Kg程度のスイカの中には、タネが788個入っていることが分かりまし……。
「あ、タネが落ちていました」
……ってコラー!この写真を撮影後にタネが2つ発見され、結局790個でした。最後までグダグダですいません、もうみんなタネも見たくないくらいに疲れております。
では皆様、第2回ワークショップもお楽しみに!





